1月14日の朝、目を覚ましためぐみの傍らには、由紀江と英、それに吉岡啓があった。 「薬を全部飲んだとしても、それで死んじゃうことはないのに」 安堵した啓がめぐみに語ったのを聞いていた英は、手をつないだまま、啓につぶやいた。 「ひらくちゃん、お母…
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